平成15年6月定例会(第4日目)

政令指定都市に向け、より身近な行政サービスを提供するための区行政のあり方を考える

◯1番(佐地茂人君) それでは、通告に従いまして質問をさせていただきます。
 私のささやかな夢は、この静岡で育ち、働き、そして心配しないでのんびりと老後に夫婦仲よく暮らしていくことであります。
 私が老後のことを話すには、まだまだ道のりは遠く、これから小嶋市長を初めとする諸先輩の皆様の老後を越えて、
また私の5人の子供が巣立ってからのことでございます。
 余り先の話をし過ぎると今のように笑われてしまいますので、当面の指定都市に向けた取り組みについて、
現在話し合いがなされている区役所のことについてお尋ねしていきます。
 この場でもしもという話をしたら、今度は皆様お怒りになるかもしれませんが、なぜ私が生まれたころや小学生のころに合併して指定都市にならなかったのか、
今でも悔やんでなりません。もしもそのころに指定都市になっていれば、私たちのまちはどうなっていたでしょうか。
行政上の効果以上のメリットがあったのではないか。私は、静岡が好きでずっと住んでいたいと思っている若者が、
もっと多く生き生きとこのまちで働いていたのではないかと、2代目のお店の商売ももっと積極果敢に仕事を広げていたのではないかと考えてしまいます。
 逆に悪いことを考えると、市の借金がもっとふえていたでしょうか。都会化して治安が悪くなっていたとも考えられます。
 昔の話を振り返ってしまいましたが、今般小嶋市長のリーダーシップと強い信念のもと、長年の話し合いに新生静岡市が誕生したことは大きな喜びであります。
これからの静岡市が大変に楽しみであり、ますます若者が働く場所がふえ、皆がいつまでも静岡で暮らしたいと思えるようなまちにしたいと思います。
 そのための方法として、指定都市に何が何でもなりたいという気持ちでいっぱいであります。静岡市は、これから先行している指定都市の悪い面も反省しつつ、
今までにない指定都市に向かっていくべきだと思います。その指定都市を指定するのは、皆様御承知のとおり国であるわけです。
国が指定するに当たっては、区政の準備が整っていることが最大の課題になるものと伺っております。
 この区制については、現在行政区画等審議会で行政区画の編成と区役所の位置について熱心な審議を行なっており、
地区説明会も6月3日の西奈公民館を皮切りに始まっております。私の地域では6月8日に説明会が行われましたところ、
数十名ほどの熱心な地域住民が説明に耳を傾け、これからのまちづくりに対する期待についての意見を述べておりました。
 行政区画の編成については、これまで市民が培ってきた伝統、文化、歴史等の基本的な枠組みを重視して、将来的な発展の可能性や行政運営の経緯、
自治組織の構成や通学区域、市街化区域面積、警察署や郵便局等関係行政機関の管轄区域等の状況を総合的に勘案し、諮問案では3区としているところであります。
 大都市行政の合理的で効率的な執行を確保し住民福祉の向上を図る上で、区役所は大変に有意義なものであり、
住民のまちづくりに関する理解や要望についても身近で気軽に訪れることができ、また住民の意見を実行に移す場であってほしいと願ってやみません。決して区役所が支所のようにとらわれることがないよう、権限委譲の推進や地域福祉の向上に努めていただきたいと思います。
 区役所整備の基本的な考えとしましては、区役所の基本的な役割は行政サービスを完結的に処理すること、
その区の行政施策の総合的な調整拠点であること、その区の特色を生かした自立的なまちづくりの推進拠点であることとされております。
 当局の参考資料によれば、3区ごとの今後のまちのありようも述べられております。それを見ますと、
今後各区においては急激な変化が見込まれることがないと感じられます。とすると、現在考えられている区役所の位置は各区の中心に位置しており、
おおむね適当であると考えるわけであります。課題は、大きな3区分けをする場合において、
区役所を中心拠点としてどのように各地域が個性あふれるまちづくりを推進していくかであります。
そして区役所が区ごとの特徴を出しつつ、地域のまちづくりをどのようにコーディネートしていくかであります。
 そこで、お伺いします。
 区役所を中心拠点としたまちづくりの基本的な方針はどのようなものですか。また、具体的にどのように取り組んでいきますか、お答えください。
 区役所が市民生活に密着した行政サービスを完結的に処理し、縦割り行政の弊害を打破していくためには、
部や課の数や業務内容と現場で活躍する職員数が相当数必要になると考えます。各区の部課、職員数、
業務内容はどうなるのかという質問でございましたが、他都市の例で200名ほどで、今後明確になっていくとのことでした。
それでは、各区3区とも当然差をつけずに同じになるものと思いますがいかがですか、お答えください。
 続きまして、仮称B区役所の建設についてお尋ねします。
 B区は、旧長田村を含んだJR線よりも南の区域であります。この区には新しい区役所を建設することになります。
平成17年4月に政令指定都市移行を実現するためには、6月後半の審議会の答申後、直ちに建設作業に移らなくてはなりません。
審議会の資料の中には、3階建て、延べ床面積5,500平米程度と具体的な施設の話も載っておりますが、
仮称B区役所の建設の完成は平成16年末ということでございました。では、建設費はどの程度ぐらいと見込まれますか、お答えください。
 仮称B区役所の位置については、都市計画道路中野小鹿線に面した敷地面積約5,000平米の市有地が予定されております。
仮称B区役所建設に係る課題はどんなことですか、お答えください。
 それから、仮称B区役所へのアクセスの質問もさせていただきたいと思いましたが、相坂議員や河本議員の質問と重なりますので割愛させていただき、
後ほど意見、要望を述べさせていただきます。
 次に、学校の統合について質問します。
 最近、特に自分の子供のことを考えて悩んでしまいます。この子はこれで幸せなのかと。わがままとは別に、子供が何を考えているのか、
今苦しんでいないのかなどいろいろなことを考えてしまいます。子供と一緒に成長するとはよく言ったもので、
私も恥ずかしながら我が子の成長にさまざまな発見をして自分に当てはめたりしながら子育てをしているところであります。
 一方で、親の精神年齢の低下が最近では社会問題にもなっています。親の教育が必要なのではないかとさえ言われ、昨年度の旧静岡市青少年問題協議会でも、
子供にとやかく言う前にまず大人や地域がしっかりすることが必要である旨の答申も出されました。何か自分のことを言われているかのような思いもあります。
 さて、現在核家族化、少子化など社会の変貌や地域社会における子供同士の触れ合いの機会も以前よりも比べ失われている状況です。学校の適正規模については、
子供たちにとって最良の教育環境を確保するよう整備を図ることを目指して審議会を設置し、議論をしてきました。
小規模化した学校においては、学校教育活動や学校運営においての影響の整理、課題の抽出、具体的解決の手法など検討を重ねてきました。
 学校が小さくなると活力ある教育活動ができにくくなり、切磋琢磨の機会が少なくなり、それにより子供にとっては固定されがちな人間関係が生まれる、
盛り上がりに欠ける学校行事になってしまう、児童会の活動に対しても支障が出てくるなどが考えられます。
 そして、今回旧静岡市の中央部の小学校統合が課題として上げられてきたわけです。子供にとってこの統合により新しい出会い、
新しい発見が数多くあることを願ってやみません。具体的取り組みとしては3件の統合があります。
城内小学校と青葉小学校の統合は平成18年から平成19年に時期の変更がありました。一番町小学校と三番町小学校は平成18年に統合の時期を早めました。
また、新通小学校と駒形小学校は時期を平成21年以降と目標を定めております。
 そこで、お伺いをいたします。
 平成13年に静岡市立小中学校の適正規模、適正配置の基本的な考え方及び具体的方策と題した答申を受け、今後実施に向かわれるところであると思いますが、
各学校の現在の進捗状況と当初計画との変更点についてお答えください。
 私の住んでいる地区の学校がもしもなくなってしまうとなれば、寂しい気持ちがいっぱいですし、親なら心配になります。
また、2つの学校が一緒になれば地域でも今後の活動の取り組みも変わってくると思います。答申の現実においては保護者、
地域住民、またOBなど関係団体の理解と協力が必要であると考えますが、地元説明会で出された保護者、住民、
地域からの意見や要望についてはどのようなものがありましたか。お答えください。
 旧静岡市と旧清水市の合併においても、相手の気持ちを考えて仲よくなることが大切だと小嶋市長も再三にわたって申し上げておりましたが、
やはり小学校の統合においても2校の子供や地域が仲よくなって初めてよい学校ができるのではないかと感じますし、一番大切なことであると思います。
 新校舎が完成するまでには少し時間がかかると思いますが、総合事業の推進に向けた今後の具体的な取り組みにおいてどのようなことを行っていきますか。
お答えください。
 以上で1回目の質問を終わります。


74 : ◯市理事(井戸一美君)
◯市理事(井戸一美君) 区制に関します4点のお尋ねにお答えを申し上げます。
 まず、各区のまちづくりの基本的な方針についてでございますが、政令指定都市における区役所は大都市固有の行政事業を円滑に処理するために設置されるものですが、
本市ではさらに各区の市民自治意識を高揚し、各区の特色を生かしたまちづくりを推進し、
市民に身近な行政サービスを提供する拠点としての役割を担ってまいりたいと考えております。
 各区のまちづくりの基本的な方針につきましては、今後策定をいたします新総合計画において、
想定行政区のまちづくの振興ビジョンなど基本的な考え方を検討していくことになるものと考えております。
 次に、各区におきますサービス水準についてでございますが、区役所は基本的に各種証明書の発行、
保健福祉など市民に身近な行政サービスを提供する各区の拠点となる場所でありまして、どの区においても均一なサービスを提供してまいりたいと考えております。
 次に、仮称B区役所の建設費についてでございますが、建設費につきましては、今後予定をされております審議会からの答申を踏まえ、
区役所の規模等を検討し積算を行ってまいりたいと考えております。
 最後に、仮称B区役所の設置の課題でございますが、大きな課題は、平成17年4月1日に区役所業務を円滑に開始できる体制を整えることだと思っております。
そのためには、ハード面では工期を適正に管理すること、ソフト面では、区役所機能等を早期に決定するとともに、
区役所業務を開始をするために必要な準備を計画的に進めていくことと認識しております。
 以上でございます。


75 : ◯教育部長(荒木貞夫君)
◯教育部長(荒木貞夫君) 学校統合に関する3点の御質問にお答えを申し上げます。
 まず最初に、各学校の現在の進捗状況と当初計画の変更点についての御質問でございますが、平成13年9月に静岡市立小中学校適正規模等審議会によりまして、
統合することが望ましいという答申を受けた6校のうち、城内小学校と青葉小学校、一番町小学校と三番町小学校の4校につきましては、
これまで学校関係者、PTA及び一般地域住民などを対象にした説明会を延べ40回ほど実施した結果、皆様の御理解と御協力をいただきまして、
統合に向けて順調に進んでおります。
 なお、新通小学校と駒形小学校につきましては、今申し上げた4校に継ぐ位置づけということもありまして、
改めて具体的な統合年次計画などがまとまり次第説明会等を実施し、理解を求めてまいりたいと考えております。
 次に、当初の計画から変更となった主な点でございますが、城内、青葉小につきましては統合の時期を当初の平成18年4月から平成19年4月に変更いたしました。
その理由といたしましては、1つには埋蔵文化財の発掘調査に十分な期間が必要であること。また、新校舎の設計に地域の要望を反映させるためには、
基本計画等に十分な時間を割く必要があることなどでございます。
 次に、一番町、三番町小学校についてでございますが、当初の計画では三番町小の校舎を改築し、平成19年4月に統合する予定でありました。
これを平成18年4月に一番町小を仮校舎として実質的に統合し、その後、三番町小の校舎を改築、改修し、
平成20年4月に三番町小の敷地に移転することに変更いたしました。
 その理由といたしましては、1つには当初計画で実施した場合、三番町小では校舎建設期間中の2年間運動場が全く使えなくなることや、
工事中の騒音や安全面に対する不安などの問題点が予想されること。また、一番町小の校舎には余裕教室があり、
特別教室を使用すれば普通教室や既存の校舎で対応することができ、また一定の広さの運動場も確保でき、
三番町小の児童を受け入れることが十分可能であることなどでございます。 以上のことから、計画を変更することにより、
児童にとって学習環境の上で負担の少ない方法で統合が可能となると判断したためでございます。
 次に、地元説明会で出された保護者、それから地域住民の皆さんからの御要望、御意見等についてでございますが、
PTAの皆様からは、新校舎建設期間中の仮校舎、仮設校舎での生活環境に配慮してほしい、新校舎建設に地域や保護者の意見を取り入れてほしい等の御要望や、
統合がスムーズに進むためにPTAとしては事前にどのような交流が必要となるか等の御相談が出されております。
 また、地域住民の皆様からは、学校は地域の中心であり、なくなるのは一抹の寂しさがあるが、
子供たちの教育環境を考えると統合するのは仕方がないといった御意見や、学校の歴史を保存するコーナーを設けてほしい、
新校舎建設期間中のグラウンド利用に配慮してほしい等の御要望、及び学校の跡地をどのように活用するのかといった御質問などが出されております。
 最後に、統合事業の今後の具体的な取り組みについてでございますが、統合事業を円滑に推進していくためには、
両校の児童や保護者が事前に交流することにより互いに理解し合い、暖かな人間関係を築くことが大切です。
 そのために両校合同の行事や学習活動などを計画的に実施していく必要があるため、両校の校長とともにPTA会長、
連合町内会長など関係する地域の皆様が中心となった合同の統合準備委員会をことしの夏ごろをめどに組織していただき、
交流事業を初めとし、統合に関するさまざまな問題について話し合いを進めていただきたいと考えております。
 以上です。


76 : ◯1番(佐地茂人君)
◯1番(佐地茂人君) 御答弁をいただきありがとうございました。
 区制については出張所、私は連絡所と呼んでおりますが、の設置などを研究し、
これからの連携により区役所を中心としたまちづくりが考えられるのではないかと思いますが、後ほど意見、要望で述べさせていただきます。
 では、2回目は小学校の統合における校舎建設と跡地について質問いたします。
 先ほどの御答弁によりますと、まず統合準備委員会を組織してお話し合いをされるということでございました。
ぜひとも数多く話し合いが持たれることを期待しております。
 旧静岡市立小中学校の適正規模、適正配置の基本的考え方及び具体的方策、答申によりますと、
統合を実施するに当たっては新しい学校にふさわしい今後のモデルとなるような校舎建設を行うこと。
また、統合に伴う跡地等については、統合について関係者との合意が得られたあとに本市の財産として有効な活用が図られるよう検討することと述べられております。
 校舎建設と学校整備を考えますと、地域の住民が交流する場所としての部屋や、現在の教育のニーズにあわせた整備、
冷暖房の設備などさまざまな角度から考えることができます。また、震災に迅速に対応できる避難方法を取り入れる建設もできましょうし、
体育館に関して言えば音響や各スポーツ種目の整備など、プールやグラウンド整備も建設しなければならないし、
芝生のグラウンドなども最近では各市町村でふえつつあります。今後このような多くの意見を集約し、選別していくという大変な作業が求められそうです。
 そこでお伺いしますが、統合準備委員会においてもさまざまなことを検討するとは思いますが、
統合校の校舎建設などに対する地域要望の反映方法についてはどのように行っていくのか、お答えください。
 前回の議案説明会のときに佐野議員から、市立清水商業高等学校の質問がございました。
校舎の改修工事であったものが急遽改築ということに変更されたとのことでございましたが、当局のお答えでは老朽化が激しいから変更したということでした。
校舎に関して申し上げますと、財政状況の厳しい中ということもありますが、使えるものはできるだけ使っていくこともまた、
物を大事にするという上での教育の一つではないかと思います。
 私の学区の小学校は、たしか旧静岡市で一番古い校舎を持っているのではないかと思いますが、まだ大事に頑張って使用しております。
今後の新しい静岡市では、校舎の新築、改築、改修等各学校の事情もありますが、どう考えていくかが問題であると思います。統合するにしましても、
静岡市の考え方をまず基本として、地域の要望を可能な限り反映されていただきたいと思います。
 そこで、お伺いします。
 統合校の校舎建設に対する基本的な考え方についてはどのようにお考えですか。お答えください。
 統合をすることとなれば、一方で跡地が発生するわけです。具体的にはただいま2つの統合が実施されようとしております。
2カ所とも静岡市の中央部に位置しており、大変貴重な財産となります。他市の様子をうかがいますと、札幌市が教育委員会での活用を検討していますが、
そのほかの指定都市や中核市においては全庁で総合的に活用を検討しているようです。
 本市においては統合について関係者との合意が得られた後に有効な活用をするということですが、跡地利用についてどのように考えているのか、
空いた校舎は残して利用するのか、お伺いします。
 以上で2回目の質問を終わります。


77 : ◯教育部長(荒木貞夫君)
◯教育部長(荒木貞夫君) 2点の御質問にお答えを申し上げます。
 まず、統合校の校舎の建設に対する地域の皆さんの御要望の反映方法についてですが、これからの学校には単に教育施設としての機能だけでなく、
地域のコミュニティーの核としての役割、機能も求められております。したがいまして、学校、PTA及び地域住民の代表で組織されます統合準備委員会を通じて、
新校舎建設に対する地域の御意見や御要望をまとめていただき、設計に反映させていただきたいと考えております。
 なお、統合準備委員会では、このほかに新しい校名、校歌、校章、それから新しい通学路に対する安全対策なども検討していただきたいと考えております。
 次に、統合校舎の基本的な考え方でございますが、これからの学校には、少人数指導やパソコンなどの情報機器を活用した事業の増加による設備の充実や、
地域の皆様にだれでも利用していただけるような、バリフアフリーに対応した開かれた学校としての機能など、
さまざまな時代の変化に適応した新しい機能が求められております。
 統合校の校舎建設に当たっては、これらの新しい時代に適応した教育環境を確保するとともに、十分配慮していきたいと考えております。
 同時に、統合校の校舎建設には、昨今の厳しい財政事情も踏まえ、既存校舎の耐用年数や老朽度などを考慮しながら、
使えるものは使っていくという方針で進めていきたいと考えております。
 以上でございます。


78 : ◯企画部長(五十嵐 仁君)
◯企画部長(五十嵐 仁君) お尋ねの小学校の統合に伴い統合される小学校の跡地利用に関しましては、それがすべての市民の共有財産であることを考慮し、
全市的な視点を踏まえつつ、地域住民の皆さんの要望、意見にも十分配慮をしながら具体的な計画を検討してまいりたいと考えております。
 なお、耐用年数が相当残存しているような校舎の利活用につきましても、十分な検討を行ってまいりたいと考えております。
 以上でございます。


79 : ◯1番(佐地茂人君)
◯1番(佐地茂人君) 3回目は意見、要望を申し上げます。
 まず、区役所についてであります。
 合併により本市は全国一の総面積を有したまちとなりました、今のところ。
 第3位の指定都市札幌におきましては、区役所の役割を明確にした上で連絡所という出先機関があります。
住民自治や住民と行政の協働ということまでのあらゆる地域の活動に関係し、重要な役割を担っており、
札幌市の住民活動を考える上ではなくてはならない存在となっております。
 近年の少子・高齢化の進行、市民ニーズの多様化、市民活動の活性化に伴うコミュニティーの新たな動きなどに対して、
また独自の地域の課題などにより、的確に対応していくことが求められている現在において、
区役所を中心としたこのような行政組織が3区で出発する静岡市にも必要なのではないかと思います。
 地方公共団体の規模が大きくなるほど住民組織の役割はますます大きくなるのであり、区役所と仮称連絡所が連携したまちづくりが望まれるのではないでしょうか。
 仮に長田や羽鳥地域に連絡所があって、そこで地域の声を集約し、活動につなげる案を作成する。区役所が各地域の連絡所を通して、
区のまちづくりの方向性や特徴のある地域づくりをコーディネートする、これが区役所が中心となったまちづくりに通じるのではないでしょうか。
 また、区役所への交通アクセスについて申し上げますと、早期の対応が必要になってくることと思います。車とバスを活用するならば、
新しいバス路線の開設がまず必要ではないでしょうか。長田地域から区役所を通り東静岡へ向かう東西のルート、
駅南広場の拡幅に伴い駅から区役所を通る路線の増加等、検討をお願いしたいと思います。
 自動車を活用するならば、やはり丸子池田線は重要であります。丸子から区役所まで15分で行くことができるように早期開通をお願いします。
 また、区役所周辺の都市計画道路を見ますと、日出町高松線の南幹線から丸子池田線までの区間の立ち上げが重要であると思います。
御承知のとおり、道路は連結してこそスムーズな通行が可能となります。効果の出る道路整備をお願いします。
 あわせて、合併した効果に期待をしていますが、財政の厳しい折ですので、計画道路の見直しや選別もお願いいたします。
 6月8日に行われました南部公民館での地区説明会で話がありましたが、区役所を建設するに当たっては、自動車の出入り口と駐車場の配置と駐車台数においては、
しっかりと考えていただきたいと思います。また、周辺地域の整備についてもよろしくお願いします。
 次に、小学校の統合について述べます。
 これからの時代を先行した校舎建設をお願いいたします。また、地域住民の意見をいただきながらも、住民の皆さんの役割についても明確にし、
学校と学区住民のさらなる連携が、統合を通して行われるように期待いたします。
 跡地利用についてですが、じっくりと計画を練るのも結構ですが、統合を行うのに並行してそのままの状態で活用できる方法についても、地元住民とも相談の上お願いします。校舎などは何かの催し物にも使えるでしょうし、地域住民の集いの場としても利用できると思います。
 御清聴ありがとうございました。これで終了いたします。


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