平成26年2月定例会くらし環境委員会 質疑・質問

質問者: 佐地 茂人議員
質問日: 2014/02/24
会派名: 自民改革会議

○佐地委員
 それでは、一括方式でまとめて御意見という形でちょっとお話をさせていただきたいと思います。
 もうかなりアクションプランについては御説明も、それから私たちの意見も出してきたもんですから、それを踏まえてのお話です。
 169ページの再生可能エネルギー等の導入促進につきましては、担当部内での取り組みだけではないということは承知しております。この中で、全国の先駆けとなるモデル地域を形成するというお話や、また農業関係の小水力の発電、それから水源利用等もあるとは思うんですけども、やはり県として市町を引っ張るような形で、再生可能エネルギーに特化した形で総合計画の中でも進めていくということが、1つの大きな柱になってるわけです。
 その事業を具現化していくこと、それから県が牽引していくことで、市町に対してこうしたことができるよというようなことを、とにかく実施計画等に盛り込んでいっていただきたいとまずもって切に願っているところでございます。また今後の取り組みなどがもしあれば、教えていただきたいのが1点。

 それから、175ページですが、富士山の自然環境保全対策の部分でニホンジカの個体数の調整等の取り組みと、それから富士山の環境負荷の軽減というところがあります。
 こちらに関しても他の課との兼ね合いもあろうかとは思うんですけれども、やはり富士山の世界文化遺産ということとあわせて、現状の自然環境に留意をしていただくこと。それから不法投棄の対応策は、次年度から取り組みも行うということでありますけれども、しっかりとした形でお客様をお招きする準備体制ができるような4年間になっていただきたいと思ってます。
 一方、富士山に関することだけではなく南アルプスも含め、かなりの鹿、それからほかのいわゆる有害鳥獣と言われる動物が、県内にも多く存在するということであります。新聞報道でもありましたが、目標を持って計画を立てていくということでありますので、その削減方法というんですかね、そうしたものを今後どういうふうに考えていくのか、もう少しわかりやすいところがあったら教えていただきたいのが2点目です。

 それから、防犯に関してですが、247ページでの子供みずからの身を守る能力を育てる体験型講座等を開催するということであります。
 防犯というのは字であらわすとおりでございまして、未然に犯罪を防いでいくということになろうかと思ってます。子供の通学等に関しては学校関係で取り組むこともあるし、道路関係で取り組むこともあろうかとは思うんですが、まずもってこれから暖かくなると、世間一般的に言う不審者といわれる方々もかなり出てくる時期であります。そうした方が出てきて、気をつけましょうというような情報提供をメールで配信していくということも考えられると思います。
 そうした情報提供の取り組み、仕組みと、例えば道路を歩いていると死角ってあるんですよね。その死角に車が出てくるとか自転車が出てくるとか、また不審者が出てきて何かされるんじゃないかというような、例えば通学路の中でこういうところは危険ですよみたいなことを児童生徒に指導するような形で、子供にみずから守る能力を身につけていっていただきたいと。そうした講座等を年長者の方々もそうなんですが、いわゆる社会弱者といわれる方々に対して、幅広く啓発活動を今後進めていっていただきたいと考えております。
 リーダーの育成もしかりでありますが、一般の方々に対して自分が犯罪に遭わないようにどうすればいいのかというような取り組みについて、考えている点があったら教えていただきたい。
 ということで3点の意見と、それからもしお答えができるところがありましたら、よろしくお願いします。以上です。

○田代環境政策課長
 最初の再生可能エネルギーについてお答えします。
 平成25年度から富士山周辺の豊富な地下水を活用した水交換システムというのを現地モデルの見学会を開くなど普及に努め始めたところであります。来年度はそのシステムモデルの視察会とあわせて、周辺のマップづくり、それからマニュアルづくりに努めていきたいと考えています。以上です。

○夏目くらし交通安全課長
 子供の防犯等の御指摘をいただきました。この関係でお答えをさせていただきます。
 まず情報提供の関係ですけれども、県のほうでは御案内のとおり、防犯まちづくりのホームページあるいはまちねこゼロネットを活用した情報提供のコーナーを設けておりまして、この中で子供の安全に関する情報提供なども行っているところでございます。特に警察のほうで現在、エスピーくん安心メールというメール配信を行っておりますので、不審者の情報等につきましては全て私どものほうに日々毎日入ってきております。警察と連携をしてこの辺の情報も活用しながらホームページで情報提供を行っております。さらに、このホームページでの情報提供も充実をさせていきたいというふうに考えております。
 それから、通学路等の危険箇所、死角の関係でございますが、これにつきましては県の事業といたしまして、地区安全会議の立ち上げということで取り組んでおります。これは防犯まちづくりの取り組みの一環として行っておりますけれども、この地区安全会議の立ち上げを目的に開催をいたします防犯まちづくり基礎講座というのがございます。この基礎講座の中では、地域内での死角を含めた危険箇所の発見の仕方ですとか、その除去の方法、それを地域住民や学校あるいは子供たちに周知するための方法等について地区安全会議の立ち上げの仕方とあわせまして、そこら辺の発見の仕方、除去の仕方、周知の仕方、あるいはそれをよりわかりやすく周知するためのマップのつくり方等も含めて、基礎講座の中で防犯アドバイザーの方々が研修的に周知をしているところであります。今後また御指摘をいただきまして、充実をさせていきたいなと思っているところでございます。
 なお、子供の安全対策につきましては総合計画の中にもうたってございますけれども、体験型の防犯講座というのを平成25年度からやっております。子供たちが対象ではございますが、この講座には教職員や保護者や地域住民にも御参加をいただいているところでございます。これを通じてまた講座も充実をしていきながら、その中で幅広く、今申し上げましたように、子供だけではなくて保護者、教職員、地域住民の方々にも学区内での危険箇所、あるいはその危険からの回避の具体的な仕方等も検討してお示しをしていきたいと考えているところでございます。以上です。

○松下鳥獣捕獲管理室長
 有害鳥獣対策なんですけれども、現在、県では第11次鳥獣保護事業計画というものを策定して、有害鳥獣対策、外来鳥獣対策の一層の促進を図っているところでございます。
 内容的には、有害鳥獣、外来鳥獣に対する捕獲圧を強化するとともに、被害者等の負担軽減を図るため有害鳥獣捕獲に係る許可機関と許可数量等の基準の緩和等、あわせて迅速な被害対策を図るため、一定種の捕獲許可権限は市町に移譲しているところで、こういった被害対策をしております。
 また、特に個体数が増加して被害が増大しておりますニホンジカですとかイノシシ、カモシカ等については特定鳥獣保護管理計画を策定しまして、計画的な保護管理を図っているところでございます。以上です。

○芝田自然保護課長
 世界文化遺産としての富士山の自然環境保全的なお話もあったかと思います。
 富士山周辺には希少動植物がたくさんおります。そういった観点から、希少種等の保護・保全対策を充実、拡充していくこととしております。また外来種の駆除、ごみ減量のための事業も拡大するなど、ボランティアや環境保護団体等とこれからも協働しまして、積極的に文化遺産としての富士山の環境保全に取り組んでまいりたいとこのように思っております。以上です。

○佐地委員
 ただいまの御答弁ありがとうございます。
 それに対して意見をつけ加えさせていただきたいんですが、まず再生可能エネルギーのことに関しては、やはりくらし・環境部という名前もついてますので、太陽光は幅広くということはあるんでしょうが、他の分野につきましてもやはり本来は積極的に事業を行うべきではないかなという持論を持ってます。
 CO2の削減等もこれから計画されるということで、これも国のルールが決まり次第、抑制する率も変わってくるんですが、やはり県が行うべき大きな仕事の1つとして、私は環境がすごく重要なことだと思っております。
 市町には大きなまち、小さなまちがある中で、環境に対してある一定のしっかりとしたルールをつくりながら次世代に残していくという意味合いも含めて、県の置かれている立場というのはかなり重要な要素を持っていると私は考えております。地球温暖化防止の計画も含め再生可能エネルギー等につきましては、4年間の中でできるだけ他県から視察に来てもらうような、そういう先駆的な形の取り組みをぜひお願いしたいと思っております。

 それから、有害鳥獣につきましても同じことがあるんですが、国のほうは現在生息している頭数を半減するというようなことで、計画を立ち上げていきたいということがあろうかと思います。人間をとるのか、動物をとるのかということを考えると、私は社会生活の中では人間をとるべきだという考えではいます。とはいえ、山が荒れてるから動物が下のほうにおりてくるということもあるかもしれません。まずもって国の制度とか方向性を十二分に考えていただきながら、かなり強い形で有害鳥獣に対しての予算を含めた対応策を考えていっていただきたいと考えてます。

 防犯につきましては的確な御答弁をいただいたわけですが、大人に説明をする講座というのは、先ほど言われたアドバイザーとかの活用というのがかなり大切になってくると思います。地区の方々の集まりでそうしたお話をされて、その人たちから一般の人たちに、しっかり自分の身は自分で守っていくんだよということをやはり徹底していただきたいというのが1点。
 それから児童生徒に関しては、小さな子供に理論的な話として自分の身を守るんだと言ってもなかなかそれはわかりにくいところがあろうかと思います。こういうところは危ないよとか、気をつけるんだよというようなわかりやすい対策ですね。例えば、教材なんかも1つの手かもしれないんですが、ソフトだけでなく、通学上の危険な場所にここは気をつけましょうみたいな、ちょっとした簡単なハード的な部分の防犯活動にもぜひとも取り組んでいただきながら、犯罪数の減少に努めていっていただきたい。警察との連携を期待して、意見、要望とさせていただきます。ありがとうございました。

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