平成26年決算特別委員会企画くらし環境分科会 質疑・質問

質疑・質問者: 佐地 茂人 議員
質疑・質問日: 2014/11/07
会派名: 自民改革会議


○佐地委員
 一括質問方式でお願いします。
 その前に、行政代執行のお話が出ましたので、私は決算ということもあるものですから、そういった意味合いの中で意見を申し述べさせていただきたいと思います。
 当然、愛鷹山麓の行政代執行は議会で議決をされました。私はいませんでしたが。という形の中で、それが回収できるかどうか、それも踏まえた中で行政代執行を決断したものだと考えております。その中でも、当然、責任のある事業者の方々にできる限り費用を負担していただく形を平成25年度から着実に進めていっているのではないかと思ったのが、今年度からという形になろうかと思っておりますので、ぜひそうした代執行を行う場合には、次の場合にはどうしていくんだという大きな方針の中で当局サイドがお考えいただきながら、また議会が議決、決断をしていきたいと感じているところでございます。

 まず、主要な施策の成果等の説明書の48ページの県営住宅再生計画の県営住宅整備戸数の達成率の関係でございます。
 質問がございましたので、簡潔で結構ですが、平成25年度進捗度は96.6%という形で県営住宅の再生計画が進んでいることを御説明いただきました。ほぼ達成している状態なので、達成していないところは、最終年度の平成27年度までに進捗がしっかりしていただかなければ困ると考えておりますので、どこなのかをお示しください。

 2点目、長期滞納者と悪質な滞納による未収金についての状況についてです。
 先ほど9番委員からもお話がありましたが、執行部サイドの皆さんからしましたら、簡単で回収しやすいところからしていこうという考えは別に私も反論しません。しかし不納欠損金となってしまう550万円は、例えば亡くなった方でとれないのか。海外に出てしまっていて、後を追っかけることができないのか、そういう本当にどうしようもないものに対しては私たちも認めざるを得ないわけです。悪質な滞納による未収金について、どういう長期滞納があるかという状況を世帯ずつのもの全部とは言いませんので、個別の案件についてどういうものがあるのか教えてください。

 次に、大きく2点目、男女共同参画についてです。
 平成25年度の庁内の課長以上の女性の方が何名いらっしゃったか。加えて、前年度の平成24年度と比べてふえたかどうかという状況と、議会でも目標年度を設定して課長級以上の女性の方をふやすという決議を議連の中でとってはおるわけなので、そこら辺の状況を教えていただきたい。

 2点目の防災プロジェクトについての効果についてお示しください。
 東日本大震災等の関係で、かなり女性の方の役割が必要だったと現場に入った方々からよく伺っています。女性ならではであったり、女性の気持ちじゃないと理解できないような、そうしたところで、例えば被災地での運営体制の中でリーダーとしての役割が必要になってくるんじゃないかということを私たちは現場の状況等の御説明をいただいてまいりました。防災プロジェクトについての効果がどのようなことがあるのかということをお示しください。

 3点目の女性の働きやすい環境に理解を示す事業者が、平成25年度におよそ1,075社あるという報告がありました。当然、こうした時代の中で私が考えているのは、男と女しかいないものですから、うまくやっていかなければいけないということと、女性の努力をどのような形で活用していくかということだと思っています。本県において女性の起業家、事業者で、女性ならではの御商売等で活躍されている方がどの程度いらっしゃるのかをどの程度把握されているかお示しください。

 4点目の主婦についてのサポートであります。
 先ほど女性団体についての支援はどうしているのかというようなお話を伺いましたが、当然、働く女性が半数以上を占めている時代になってきました。家庭を守る女性の役割というものも、再認識しながら、彼女らが頑張っていくことをサポートしたり理解を示す必要があると思ってもおりますが、そのことについては、平成25年度はどんなものをやられてきているのか教えてください。

 5点目のDVの相談件数が342件ということでありますが、その相談件数による対応策、そして駆け込み寺等の対策が本県においてはされているのかどうか、そこら辺の状況を教えてください。

 男女共同参画については最後の質問になりますが、6点目の「あざれあ」の指定管理についてでございます。
 3期目の5年計画の初年度ということになりますが、前回の指定管理の2期との比較をお示しいただきたいということと、維持経費が全体で8900万円というお話だと思いました。これはビルメンテナンスの管理とそれ以外の指定管理という形で、株式会社セイセイサーバーが5年間とっているわけです。ここにどの程度の金額で契約されているかを確認させてください。それから、契約内容について簡単に教えてください。
 それから、維持経費が8900万円かかるという中で、いわゆる施設利用等の使用料等でどの程度の収入があるのか、これを教えていただきたいと思います。

 最後の大きく3つ目の質問についてですが、環境ふれあい課についてです。
 環境衛生科学研究所を昨年度の県内視察で視察させていただいた記憶があります。施設がかなり老朽化していることを感じております。加えて、リニア中央新幹線等の調査等でも、それからPM2.5等の関係でも本県の調査能力であったり技術的なものは、かなり高度なものであるという評価を私はしているのです。よって、こうした研究所の施設はかなり重要な位置づけにされるべきだと考えておりますので、この老朽化の対応について、平成25年度はどのような対応をされてきたのか。

 2点目の県のグリーンバンク事業費助成についてです。
 1億500万円の事業執行状況でどの程度余ったのかというところと、それから事業の内容と数はこのページの中に記載されているのですが、どういう形でお金を活用したかという、そちらのほうですね。それと、補助金の手続上のことでしっかりと補助金を使っているということが確認をされた上で、当然、補助金を出していかなきゃいけないところが前回見誤ったかなと感じております。補助金の手続上、どういう形で補助金を出しているのかについて教えてほしいということです。

 それから、主要な施策の成果等の説明書の60ページにある評価についてです。
 平成21年度から25年度に向けての推移を見ると、環境保全活動を実践している県民の割合が多少なりとも下がってきているわけです。意識が低下しているとは思ってはおりませんが、下がっているような状況について皆様は余り気にされていないように感じております。私は下がっていると評価していますが、この件についてどのように認識されているか。

 最後に、今後の連携のあり方ということで、改善として挙げられております。ここに記載されているとおりですが、公共的空間での緑化工事への助成を引き続き実施するとともに、今後の連携のあり方等についてグリーンバンク、ボランティアの方々との協議を進めるとありますので、現状、どういう形で御協議をされて、どのような変化があるのか教えていただきたいと思います。よろしくお願いします。

○早津公営住宅課長
 まず初めに、県営住宅再生計画のおくれといいますか、96.6%のあと残りどこかということですが、熱海市にあります七尾団地というところが、駐車場整備計画を先にやろうということで、それを進めた結果、七尾団地のリモデル工事がおくれております。
 それで、その後の平成26年度、27年度の関係でございますが、沼津市にございます今沢団地が、ちょっとおくれていまして、平成27年度だったものが平成28年度ぐらいにずれ込むと考えております。

 長期滞納者ということで、当方では6カ月以上を悪質だと考えております。そうした方は平成25年度末現在で114名おります。金額としまして3875万4000円余でございます。この方の中にも分納もやっておりますので、そこは対応をしっかりやっていますが、ただ、毎回、議会に諮っているのは、相談に乗らないとか、分納に乗らないとかというものであり、明け渡し訴訟であれ、和解であれ、議決に諮っております。平成25年度はその中の41名の方を法的措置ということで処理しております。
 それで、先ほども不納欠損の関係で御質問がございましたが、特に外国人の方は海外へ行ってしまうとそれきりという悪質な形が多く見られます。
 それと、契約者の方が亡くなられて、相続人が不明で滞納が残ってしまうという形がございます。以上です。

○鈴木男女共同参画課長
 まず、1点目の平成25年度の課長以上の女性職員ということでしたが、済みません、手元に平成26年4月1日の数字しかないので、それを御紹介させていただきます。
 知事部局で部局長クラスが本庁では1人、次長クラスが2人、課長クラスが12人となっています。出先機関では、次長クラスが4人、課長クラスが35人となっています。
 パーセンテージなのですけど、済みません、知事部局、教育委員会、警察本部を全て含めたパーセンテージになってしまいますけど、平成26年4月1日は9.0%です。平成25年度は5.9%でしたので、3.1%増加をしております。登用については人事課でやっている話なので、人事課にも今後働きかけをしていきたいと思っております。

 それから、2点目の防災プロジェクトについての効果ということですけれども、10番委員が御指摘のとおり、防災に男女共同参画の視点を入れるということは大変重要なことだと認識しております。そのためには市町の計画の中にきっちりとその辺を盛り込んでいただく必要があると思っております。市町の男女共同参画計画の中に防災の視点のことをきっちりと入れているところが20市町になっています。それからもう1つ、市町の地域防災計画の中に男女共同参画の視点をしっかり入れている市町が33ございます。それから、これは地震・津波対策アクションプログラム2013のアクションにも入っているのですけれども、男女共同参画の視点を入れた防災講座が現在30市町で開催するに至っております。
 それから、女性防災リーダー育成事業も昨年度からやっておりますけれども、延べ105人の方に育成講座を受けていただきまして、そのうち受講者の中で、みずからの地域に戻って自分がリーダーとなって講座を行う話も聞いております。

 それから、起業家をどの程度把握していますかという御質問だったかと思うのですけれども、男女共同参画課では人材データベースをつくっておりまして、そこに起業家のカテゴリーは特にないのですけれども、何人かの方は登録していただいています。済みません、今、何人ということが申し上げられないのですけれども、そういうことで登録されている方はいらっしゃいます。

 それから、主婦についてのサポートという御質問だったかと思うのですが、主婦だけに限定したものは特に事業をやってはいません。誰でもが自分が望む生活といいますか、主婦を選択して子育てに専念するというのも1つの生き方なのかなと思って、尊重していきたいと思っております。そういう方に対しての当課でやっている事業としましては、相談事業の中で、例えば起業したいとか、地域活動を何かしたいとか、そういったチャレンジのときの相談事業などをやっております。それ以外にも、日ごろのいろいろな悩みについての女性相談も行っております。

 それから、DV相談の件数ということでしたけれども、「あざれあ」の相談以外にも健康福祉部が所管しています女性相談センター、それから警察でも相談窓口がございまして、平成25年度のトータルで3,957件の相談が寄せられています。それについての対応策ということでございましたけれども、「あざれあ」の相談はDVなのか、どうなのかという相談に対応しているところでございます。ですので、電話相談を受けて、これはちょっと深刻だなというものにつきましては、女性相談センターや警察に御紹介をしております。
 ただ、ちょっと軽い部分で、まだ何とかなりそうだなという方につきましては、面接相談で繰り返して対応していったり、お互いに悩みを聞いたりとか励まし合っていくような、そういった自助相談会もやっております。

 それから、「あざれあ」の指定管理の関係の御質問があったかと思いますが、現在、3期目に入っているということは、10番委員の御指摘のとおりです。
 契約内容につきましては、平成25年度から5階にある事業用会議室を一般の方も利用できるようにいたしましたので、その辺の契約が変わっております。
 指定管理料につきましても、そこの事業用会議室の収入が入りますので、第2期は9950万円でしたのを8900万円ということで指定管理業務を行っています。
 収入についてですけれども、これは事業用会議室の収入がふえました関係で、3660万円から4831万5000円までふえているという実績になっております。
 ただ、今年度は消費税が4月から上がった関係で、駆け込みで3月に納入した方もいらっしゃるので、この4831万5000円には平成26年度の使用の部分もかなり入っていると聞いております。以上です。

○織部環境政策課長
 環境衛生科学研究所の施設整備の関連についてでございます。
 環境衛生科学研究所につきましては、施設ですから建物の運転状況ですとか定期点検の状況に踏まえまして緊急度に応じて計画的に施設整備を進めてきております。
 平成25年度でございますけれども、全館空調設備の冷温水発生機の更新工事を行いました。また、あわせて外壁改修工事とエアハンドリングユニットの更新工事の設計を行っております。以上です。

○菅沼環境ふれあい課長
 グリーンバンク事業費助成についてお答えします。
 まず、第1点目のグリーンバンク事業費助成の平成25年度県費助成分につきましては全額執行されております。
 それから、2点目の活用でございますけれども、グリーンバンクや県内の緑化団体、例えば花の会であるとか、そういったところで非常に丁寧な応援をしていただいております。
 グリーンバンクの団体独自助成も含めますと、支援団体等の平成25年度の数だけでいきますと5,200団体。さらに公共的な施設の緑化につきましては、緑化面積で1万6000平米程度やっております。緑化については非常にたくさん支給していると考えております。
 3点目につきまして、補助の確認でございますけれども、これは先ほど申しましたように、非常にたくさんの団体がございますので、県としましては、1カ所1カ所、直接には確認しておりません。ただ、これにつきましては補助金交付確認の際に書類等を見まして、ピックアップではございますけれども、状況確認しております。
 さらに、本年度9月の議会でも報告しましたが不正受給事案等ございました。過去につきましても、職員も含めて現地を確認するなどしています。

 それから、4点目のこの指標にございます身近にある公園や歩道等の公共的施設の花や緑の量を十分だと思う県民の割合は確かに平成25年度まで若干減少傾向にございました。ただ、実は平成26年につきましては、55%ということで上昇もしております。本年度は浜名湖花博2014があったこともありまして、県民のこういう意識も若干高まってきたという中で、今後もグリーンバンクを通じました身近な空間の緑化については進めていきたいと考えております。

 それから最後に、グリーンバンクとの連携でございますけれども、これにつきましては、引き続きグリーンバンクと連携して効果的に施策を展開していきたいと思います。
 ただ、昨年度までゴルフ場ゴルファーに対する緑化協力金というものがございまして、これが昨年度で終了しまして、本年度からは財源として県の補助事業が主体になっております。その中で県といたしましては、特に先ほど申し上げました花の会であったり地域の一般団体、地元で花づくり、緑づくりを頑張っている方たちの応援を以前にも増してしっかりやっていきたいと考えております。そういった形での連携を重視して、今後も必要な施策を展開してまいります。以上です。

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