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質疑・質問者: | 佐地 茂人 議員 |
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質疑・質問日: | 2014/11/18 |
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会派名: | 自民改革会議 |
○鬼頭宏氏
我々の今進めている会議では、地域の問題も議論になりますけれども、市町村合併という言葉は出てこないです。やはりそれは少し立ち入り過ぎてるのではないかと。それよりもむしろ連携という言葉を使っていますけれども、合併までは議論は踏み込んでは言えないと思います。今のところそのぐらいしか言えないんですけれども。
○佐地委員
全然また別の質問です。
先ほど一番初めのときにお話をいただいた、あるちょっとした変化のところで人口が急激にふえるということをグラフで説明をいただいたんですが、今後そうした可能性というものというのは、考えられる中で、もしあるのであれば、こういうときにこういうことがあるのかもしれないみたいな、そういうことがもしあったら教えていただきたいです。
○鬼頭宏氏
日本全体について言えば、人口が大きく増加するということはないと思います。ないというよりも、許されないのではないかと思います。ですから、74年に考えたような静止人口を目指していくということだと思います。ただし、地域になるとそうはいかないと思います。それはやはり、何か新しい生産基盤は――特にエネルギー産業が基盤になると思いますけれども――それとその地域資源に立脚した産業でうまく人を集めることができるようになると。だけどそれはそういう構造だと、そんなに大勢人を集めることはできませんけれども、もっと新しい別の産業が何か起きたりしたときに、そこへ人がぐっと集まって、その地域の人口がうんと伸びるということはあるかもしれません。だから、地域の中での人口のすみ分けというか、ふえるところと消滅してしまうところというのは、これから何十年間の間に起きると思います。しかし、国別で見ると、もう人口が大きく伸びるということは恐らくあり得ないし、それは地球規模でも起きにくいことではないかと思います