静岡県地震防災センター 福祉防災シンポジウム参加
2026年2月12日
2026年1月18日、「福祉防災シンポジウム」が静岡県地震防災センターにて開催され、参加いたしました。
本シンポジウムでは、福祉的避難場所の運営に10年間取り組んでこられた西豊田学区地域支え合い体制づくり実行委員会の実績報告が行われ、地域主体による継続的な防災活動の重みを改めて実感いたしました。
第1部では、兵庫県立大学名誉教授・神戸大学名誉教授である室崎先生による記念講演が行われ、防災における「平時からの備え」と地域力の重要性についてご講話をいただきました。
第2部では、能登半島地震において実際に避難所運営に携わられた関軒様より、現場での課題や教訓について生の声をお聞きしました。混乱の中で求められる判断力、情報共有、そして支援が必要な方々への配慮の大切さが強く伝わりました。
さらに第3部では、避難所運営ゲーム(HUG)やリアルHUG(避難所運営訓練・生活体験)に関する取り組みが紹介されました。机上の議論だけでなく、実践的な訓練を通じてこそ、いざという時に機能する体制が築かれることを学びました。特に、子どもや高齢者、障がいのある方など災害時要配慮者への支援体制を事前に整えておく重要性が強調されました。
現在、日本全国で大規模地震が発生していないエリアは東海地域のみとも言われています。いつ発生してもおかしくない状況の中で、事前の話し合いや訓練を重ねている地域ほど被害を最小限に抑えられるというデータも示されています。
自助・共助・公助それぞれの立場から、命と生活を守る避難所運営の在り方を考え続けることが不可欠です。今回のシンポジウムを通じて、地域全体で災害弱者を守る意識をさらに高めていく必要性を強く感じました。
西豊田学区地域支え合い体制づくり実行委員会の皆様には、10年間にわたりボランティアとして活動を継続されてきたことに心より敬意と感謝を申し上げます。
今後とも地域防災のさらなる発展に向けて、共に取り組んでまいります。



