平成18年11月定例会(第4日目)

2006年12月1日

質問内容

世界の中の静岡市を意識したシティプロモーションについて

◯20番(佐地茂人君) 通告に従いまして、3つの項目により質問をさせていただきます。
初めに、静岡市のシティプロモーションについてであります。
私は、20年後の将来は、静岡市は観光のまちになってほしいと思っております。観光といっても、イベントやコンベンションなどを含む広い意味での観光ですが、そのようなことを通じて、内外から人が集まるまちということであります。例えば、大道芸はことしで15年目を迎えて約2,000人の市民のボランティアの参加により、多い日には80万人の来客があるという我が国を代表する一大イベントにまで成長しました。大道芸には市民の誇りが定着してきていると感じています。
このような、市民の誇りや自慢が活性化し、静岡市は観光のまちであると、だれもが認識し、静岡人である誇りを持ち、市民一人一人がまちを売り込む作業ができるほどの観光のまち・静岡市になってほしいと願っていますし、静岡市には歴史、文化や地理的にもそのポテンシャルと可能性を持っていると考えております。
指定都市移行後2年目となり、ようやく本市においてもより強い観光についての意識が出てきてうれしく思います。現在、静岡市では、増大する市民の市政への要望を満たすとともに、将来の発展をにらんだ先駆な投資を行っていく都市経営のための効率的な行政運営と、将来を担う次世代に責任が持てる都市財政の確立が大きな課題となっています。この問題を解決するためには、都市間競争に積極的に打ち勝ち、交流人口や定住人口の拡大を図ることが重要ではないかと考えます。そのため、都市の魅力や優位性を効果的に伝えることが大切であり、まさにシティセールスは重要な役割を果たします。
小嶋市長は、この1年間、国際的な会議やイベントを本市に誘致したり、開催することに意を用いられ、日本各地から、そして世界から本市が注目されることに努力されてきました。日本の中の静岡市、世界の中の静岡市を意識し、自立し、存在感のある、世界に通用する都市づくりを推進することには大変意義があることであり、強い共感を覚えます。
私はまちの売り込みにはブランド化が最も有効であり、静岡ブランドの定着により、静岡市へ足を運びたい、静岡市に住んでみたいという人がふえていくし、新たな産業や雇用の創出と企業誘致にもつながるのではないかと考えます。
まず、静岡ブランドの創出を行うべきであります。そして、静岡ブランドを大きな武器としてシティセールスを行っていくべきであります。東京事務所の皆さんが、静岡おでんと静岡割を宣伝しながら、静岡市という名前を売り込んでおられると伺い、大変意を強くしたところであります。
10月6日の新聞報道では、静岡市シティプロモーションについての記事が掲載され、私の胸は踊りました。静岡市のブランド力向上を目指す市シティプロモーション検討会議が小嶋市長に提言書を提出、「大御所を育む生涯現役都市-SHIZUOKA-」をテーマとし、茶、マグロ、ホビーの3つをブランド化して、観光客誘致を図るというものでありました。この日本一である3つのブランドを強調し、静岡市のシティセールスを活性化させ、観光について1点の突破口を見出すねらいは楽しみでたまりません。
そこでお伺いをいたしますが、これまでの取り組みの経緯と、シティプロモーションの考え方及び目的についてはどのようにお考えですか、お答えください。
シティセールスでは、都市のイメージの確立をするための戦略が求められます。今回の静岡茶、静岡マグロ、静岡プラモデルをどのようにして市民に自覚してもらうか。市民が自覚を持って県外へ宣伝をしてくれるかが重要であります。また、集客、交流の拡大戦略に当たっては、市外へどのようにPRしていくかがポイントになります。その他、どこを拠点としてねらいを定めて静岡ブランドを売り込んでいくのかとか、リピーターをどのように増加させていくのかなど、シティセールスを推進するための密度の濃いプラン作成も必要ではないでしょうか。
国の内外からの人・物・情報などを呼び込み、戦略的な都市経営を行う実践プランの作成を行い、その中で3つの静岡ブランドの売り込みを具体的に事業として実施してほしいと思います。今回、市シティプロモーション検討会議では、イベントを中心とした事業についても提言をしています。
そこでお伺いをいたしますが、シティプロモーション検討会議からの提言を受け、今後どのような具体的事業に取り組んでいきますか。また、内外に向けたPR方策についてはお考えですか、お答えください。
私の個人的な意見ですが、日本一である3つのブランドによるシティセールスは大変大切ではありますが、市民の皆さんには地域により、その他の数多くの静岡ブランドについても、強く内外に売り込んでいきたいと考えておられるのではないかと思います。
例えば、静岡シラス、静岡イチゴといった、静岡で誇れる既存の特産品についても、ブランドとして定着させ、内外に宣伝し、より活性化を図りたいものと考えます。また、餃子のまちがいつの間にか浜松の売りとなったように、静岡でも、例えばウナギのまちをブランドとしてつくり上げていってもいいと感じます。
そこでお伺いをいたしますが、シラス、イチゴなどの既存特産品のブランド化や、新たなブランドの創出も重要ではないかと考えますが、どのように取り組みPRをしていきますか、お答えください。
続きまして、保育園の待機児についてを質問します。
2月定例会、9月定例会に続き質問を続けさせていただき、しつこいなとお思いになるかもしれませんが、私は静岡市の待機児がゼロとなり、さすが福祉のまち静岡市と言われるようになるまで、この問題にこだわりたいと思います。
また、年度初めは待機児がないに等しいのに比べて、生まれた子供がふえることにつれて待機児がふえることは、公平性についても疑問を感じております。9月定例会では、駿河区に新たに2カ所の保育所が新設される見通しとの御答弁をいただきました。11月24日の新聞報道では、清水区の3保育園が民営化するとの記事がありました。当局におきましては、さまざまな角度からの取り組みがされていくことに感謝をしています。浜松市と比較すれば、待機児の数が一けた少ないことも承知しています。当局は大変な努力をされていますが、待機児がゼロにならなくては完全なものとは言えません。今現在、子供が入所できなくて困っている家庭について、保健福祉局、福祉部だけにかかわらず、全庁的にお考えいただきたいと感じています。
10月24日の新聞報道では、ここ6年間でパート保育士が3倍に急増しているとの記事を見ました。規制改革や社会情勢、各市町村における定員管理計画などの影響があるものと思われます。確かに、格差社会につながる問題でもあるかと思います。児童福祉だけでなく、福祉の分野で働く人たちの将来や希望について不安になります。今回、老後についての議論はしませんが、どこかで考えてほしいものであります。
さて、当局は年度中の待機児解消について、9月定例会では臨時保育士を採用し、解消に努めていくとの御答弁をされました。今年度は臨時保育士が見つからなくて困っていると伺っております。待機児は月を重ねるごとにふえていると思いますし、保護者は仕事ができない状態が続いている方もいるのではないかと思います。
そこでお伺いいたします。現在、保育園の入所を待機している児童はいつから待機となっていますか、お答えください。
また、積極的に待機児の解消に努めていることと思いますが、各区における9月以降の入所児童数の動きについてはどのようになっていますか、お答えください。
子供を預けることができない家庭は、経済的につらい日々を過ごしているのではないかと推察します。それでも、来月には入れるからと思えば、1カ月を頑張って生活するのではないかと思います。これから年末年始を迎え、保育士さんもお休みをとるでしょうし、年が明けて2月になれば、4月まであと2カ月。3月は異動や次年度の準備も忙しいからと、園の都合で4月まで入所を待ってもらうなどということがないかと心配もしています。また、兄弟が入所していれば、お母さんのおなかが大きくなってくれば、年度中でも、生まれた後には赤ちゃんが園に入所することは予想されますし、逆に、保育士さんのおなかが大きくなれば、産休と育休をとることがわかります。また、待機児が多い園に保育士さんを流動的に、年度内でも配置替えをすることもできると思いますし、臨時保育士が見つからなければ、現状以外で見つける方策を考えることが必要ではないでしょうか。
このようなことを想定して、園の保育士さんの配置も考えていることとは思いますが、待機児童の解消が進まないことには、公立保育園への職員の配置や運用に問題があるのではないかと考えますがいかがでしょうか、お伺いいたします。
次に、普通財産の売り払いについてであります。
今議会に陳情書が提出されているうちの1つは、私の地元であります八幡地区のことであります。このたび、静岡県が所有していた1,309平米の公舎跡地が売却され、当該跡地にマンションを建設するとの告知を受けてのことであります。どうも話によりますと、県は購入当時価格よりも大幅に高い価格で土地を売却したようであります。財政が厳しい折で、少しでも土地が高く売れることは、県財政にとっては喜ばしいことではありますが、地元市民不在で、周辺住民に反対が起こるようなマンションの建設を承知で県が土地を売却したことについて問題を提起したいと思います。
静岡県財産規則によりますと、第2章公有財産、第4節処分についての第49条売払いについてでは、(7)「随意契約による場合は、相手方の利用計画又は事業計画」を記載しなければならないと記載しておりますが、今回の場合は、当然競争入札であります。財務省の普通財産取扱規則においては、用途指定を定めることが通例でありましたが、財政状況が厳しく、公の土地を処分する昨今においては、やはり民間に対しての用途不指定での競争入札が一般的になってきているようであります。県も国に倣えのようであります。しかしながら、今まで行政財産として周辺住民にも協力をいただきながら運用してきたにもかかわらずに、普通財産としての売却によって、今まで県に協力をしていた周辺住民に対して、恩をあだで返すようなことを行っていいのでしょうか、疑問です。周辺住民や地域に影響を及ぼすような大きな県有地の売却に当たっては、売却後についてもある一定の期間については、県が責任を持つべきではないかと思うのです。今までさんざんと土地の売却に対して規制をかけてきたのに、なぜ競争入札を行うのか。で、売り払うのか。答えは、少しでも利益を出したいからとしか言いようがありません。このようなところで民間に倣うのではなく、県としての役割をこのようなときにこそ果たすべきではないかと思うのです。
市民に一番密着していて、生の声を聞く機会が多い市において、市民が納得できないような普通財産の売り払いについてはすべきではないし、しないための要綱を考える必要性があるのではないでしょうか。当局にお尋ねします。
市所有の未利用地でマンション等が建設されるような大きな土地は保有していますか。また、本市においては、周辺住民との関係を有効にするためにも、県のような一括売却方式をとるべきではないと考えますが、当局のお考えをお伺いします。
以上で1回目の質問を終了します。

72 : ◯市長(小嶋善吉君)
◯市長(小嶋善吉君) 私からは、シティプロモーションについての御質問についてお答えいたします。
日本経済は景気の上昇過程が続き、長期のデフレ経済から解放されたとはいえ、少子高齢社会、そして人口減少社会の進展、都市間競争の激化などから、全国一律の繁栄が期待できる状況にはないというふうに思います。周辺地域から集客を図り、活気のある都市がある一方、人口減少、企業の転出、税収減少等により衰退する都市が目立ってきておりまして、都市間における明暗がはっきりしてきておると思います。
このようなことから、本市といたしましては、これまで発展をしてきた成長モデルに加えて、政令指定都市の権限、財源などの優位性を生かしつつ、さらなる静岡市の発展につなげてまいりたいと考えております。
この1つの方策でありますシティプロモーションは、都市の魅力を絞り込み、地域の持つ優位性を前面に打ち出し、先導的かつ集中的にプロモートしていくことであります。これを市民、業界、そして市が一体となり推進をし、交流人口を増加させ、新たな産業を創出することなどで政令指定都市に移行した本市を支える地域経済の発展を目指すものであります。
シティプロモーションの推進方策について、竹内 宏静岡総合研究機構の理事長を議長として、電通、三井物産戦略研究所、吉本興業など、7名から成る外部委員に検討を依頼し、本年10月に提言を受けたところであります。
この提言によりますと、本市が既に日本一の地位を有しているお茶、ホビー、マグロの3品及び大御所家康公が有力な地域資源であることなどの方向が示されました。今後、これらを組み合わせ、物語をつくり、静岡市ブランドを確立することが、地域活性化への早い道であろうと考え、現在5年先を目標年次とした推進計画を策定中であります。
具体的な内容につきましては、担当局長から答弁をせていただきます。
73 : ◯経済局長(五十嵐 仁君)
◯経済局長(五十嵐 仁君) それでは、シティプロモーションに係るこれまでの取り組みと事業展開の考え方につきまして、答弁をさせていただきます。
シティプロモーションにつきましては、平成17年3月に策定いたしました静岡市産業振興プランにおいて、戦略プロジェクトの一環として位置づけられております。これを受けまして、平成17年度は職員による庁内検討会を、平成18年度は先ほど市長から御答弁申し上げましたとおり、外部の専門家による検討会を開催し、一定の方向づけがなされたところでございます。
検討委員会からの提言によりますと、コンセプトとして、「大御所を育む生涯現役都市-SHIZUOKA-」を掲げております。これは、当時として大変長寿であった大御所家康公、お茶やマグロの有効成分分析の科学的進展、プラモデルの創造性や指先を使った動きが健康につながることなどから、人々の生涯現役をサポートするまちづくりを推進していくとの方向であります。
今後の事業展開につきましては、来年度本格的に実施されます大御所家康公駿府城入城四百年祭事業も有力なシティプロモーションであります。
ホビーのまちづくりにつきましては、世界に冠たるホビーショーがこの地で開催され、世界からバイヤー、日本各地からのマニア、市民などを合わせて約8万人が訪れております。これらの状況をとらえて、継続的かつ多様なホビー関連事業を展開していきたいと考えております。
お茶のまちづくり事業につきましては、平成19年度にお茶のまち静岡100年構想を策定してまいりたいと考えております。
マグロのまちづくりにつきましては、マグロを中心とした食の総合イベントを展開しつつ、海洋環境、資源保護、国際情勢などが学べるような事業を行っていきたいと考えております。
さらに、お茶やマグロなどの有効成分を活用した健康食や、機能性食品に係る産業集積を目指した事業を行いたいと考えております。
また、重要なポイントといたしまして、これからのまちづくりを内外にアピールするためにメディアの活用を初め、オブジェや映像装置の設置など、戦略的で効果的なPR方法を研究してまいりたいと考えております。
次に、シラスやイチゴなど、既存特産品のブランド化や、新たなブランドの創出も重要であるがどうかということに対してお答えを申し上げます。
本市は、お茶、マグロ、ホビー以外にも多くのすぐれた農林水産物や工業製品を従前より産出しております。また、今後新たな産品開発による新規ブランドの可能性も有していることから、シティプロモーションを推進する中で、これらの販売機会やPR機会を設け、特化しつつも本市が持つ特産品全体がかさ上げされる方策を進めてまいりたいと考えています。
以上でございます。
74 : ◯保健福祉局長(木口直充君)
◯保健福祉局長(木口直充君) 保育園の入所待機者の待機状況についてお答えいたします。
現在待機している児童数は134人で、この内訳は、18年4月から保育園に入園したいと申し込みをした児童が21人、同じく5月が4人、6月が10人、7月が10人、8月が17人、9月が16人、10月が26人、11月が30人となっております。
次に、各区における9月以降の入所児童数の動きですが、9月の入所状況は、葵区で55人、駿河区で31人、清水区で40人、計126人の児童が新たに保育園に入所しています。同じく10月は葵区で64人、駿河区で38人、清水区で39人、計141人の児童が、11月は葵区で53人、駿河区で26人、清水区で35人、計114人の児童が入所し、3カ月間で合計381人が新たに保育園に入所しております。
次に、待機児童の解消と公立保育園の職員の配置、運用の問題についてお答えをいたします。
待機児童の発生理由の1つとして、保育士の不足が挙げられますが、その対策として、さまざまな方法で保育士の確保に努めております。年度当初と10月1日現在を比べると、臨時保育士で18人の増となっていますが、年度途中の採用が困難なことと、補充する以上に新規入所申し込みがあることなどから、思うように待機児童の解消が進まない状況であります。今後も保育士の確保に努めるとともに、保育士養成学校などとの連携強化に取り組んでいきたいと考えております。
以上です。
75 : ◯財政局長(宮地俊明君)
◯財政局長(宮地俊明君) 普通財産の売り払いにつきまして御答弁申し上げます。
現在、市所有の普通財産で、マンション等の建設が物理的に可能だと思われる広大な土地というのは何カ所かございます。市におきましては、未利用地については都市計画事業などの代替地としての活用を図るほか、行政としての利用計画のない土地につきましては、財源確保を積極的に図る観点から、競争入札により売却していく方針であります。
そこで、売却に当たって一括売却方式をとるべきでないと考えるがどうかということでございますけれども、本市が未利用地を売却するに当たりましては、関係法令などを遵守することはもとより、地域住民の意向を十分踏まえて対処していく方針でございます。
以上でございます。
76 : ◯20番(佐地茂人君)
◯20番(佐地茂人君) 2回目は、意見、要望を述べます。
まず、静岡ブランドとシティセールスについてでありますが、特に宣伝をしなければいけないと思います。駅を中心に、ポスターや広告板で市民や市外の方たちの意識を高めていただきたいと思います。静岡駅を本市独自のアイデンティティーを感じさせるような仕掛け、例えば駅を降りたらお茶の香りがするようにしたらどうでしょうか。静岡茶については、飲料水としての販売、粉茶での販売や、茶に合うお菓子についてのイベントなどを強く要望いたします。大成功をおさめた世界の菓子祭りがまだ記憶に新しく、お茶を中心としての菓子祭りは大変に有効であると考えます。
静岡マグロについては、清水駅と清水港を中心として、台北市でも大いににぎわいのあるマグロ祭りを開催し、山梨県や長野県からも客を呼び込み、静岡マグロとしてブランド化させ、今度は中国を中心とした東アジアからの集客を考えていってほしいと思います。行く行くは、世界マグロサミットを静岡市で開催してほしいと思います。
プラモデルについては、ホビーショーやタミヤフェアがツインメッセで開催されていますが、客層が少し変わってきていると感じております。
まず、東静岡駅や呉服町通りをレース場としたラジコン、ラジ四駆、ミニ四駆、ダンガンなどのレースを開催したり、ガンプラ─ガンダムのプラモデルのことですが、ガンプラでまちを着飾り、展示ショーを行うなどして、市民に意識を持っていただき、再認識することが重要であると考えます。できれば、静岡版限定のプラモデルの作成をしてほしいと思います。静岡ミニ四駆とか、静岡モビルスーツが個人的には欲しいです。静岡市の中心地でプラモデルによるイベントが開かれることや、親子で作成するプラモデル美術館やレース場などができると、まちなかも楽しくなるのではないかと思います。
ことしの4月には、自民党市議団でバンダイの新工場を視察しました。その折に、工場長からは、静岡市に貢献したいとのお話もお聞きできました。ぜひ民間とのタイアップで、静岡市を盛り上げていただきたいと思います。また、静岡プラモデルから始まり、コンテンツ産業として映像やキャラクターなどの新商品が開発されることに期待しています。
静岡シラス、静岡イチゴについてでありますが、ドライブをしていてもわかるように、国道150号線に大きな宣伝するものが欲しいと思います。あわせて、登呂遺跡のリニューアルでも、案内板を掲示して、車で来るお客さんにわかりやすくしていただきたいと思います。
保育園の待機児についてでありますが、卒業見込みのある、資格を持った学生の採用や非常勤保育士の雇用延長などの検討により、保育士の確保については全力を挙げて取り組んでいただきたいと思います。また、3歳児からは、幼稚園の活用と並行して行っていくことも一案ではないでしょうか。
財産の売り払いについて、局長から御答弁をいただきました。ここは静岡市議会であります。静岡県とは違った形での、市民に納得のいく売り払いをしっかりと御要望させていただき、当局の御尽力に期待をして質問を終了いたします。